栄福音キリスト教会のパイプオルガン

■オルガン紹介■

 当教会に設置されているオルガンは、大型の移動式パイプオルガンとして1982年に東京のエヴァンゲリウム・カントライ(指揮者:故 岳籐豪希 師)の演奏活動のために造られた「旅するオルガン」です。

 移動のための工夫は細部にわたっています。運びやすいようにパイプは6つのパーツに分かれ、モーター、風箱、演奏台も独立しています。傷つきやすいメタルパイプは内側に配置され、表には木管が並べられています。すべてのパイプの管がぐらつかないように固定されています。木彫の穏やかな外観ですが制作者、設計者の「出かけて行ってバッハを演奏するオルガン」という熱い思いが伝わってきます。

 不思議な神様の導きの中、オルガンにとっては最後の旅行をして、2005年礼拝用オルガンとして栄教会に設置されました。(今は土台を作り固定していますので、移動させることは出来ません。)

 現在は会衆賛美を支え、輝かしい響きで神の栄光をたたえ、共に祈るオルガンとして用いられています。また教会のオルガニストのためのレッスンにも使用されています。